俺の魅力は無限大

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「こら!クロ!カーテンをボロボロにしたら駄目じゃない!」 カーテンを昇って遊んでいたら俺は怒られた。 俺をカーテンからひっ剥がし、俺を両手で捕まえて飼い主は睨む。 ここで猫の力を見せよう。 俺は両前足を眼前にあった飼い主の顔にぺとっと付ける。 飼い主がくだけた笑顔になる。 「やーん!肉球パンチ!クロ可愛い!!」 俺は猫。キュートな生き物なのに肉球という魔性の武器を持つ。 このぐらいのピンチ、容易く抜けられるぜ。
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