3. 蒼き生き様

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3. 蒼き生き様

蒼き生き様 静かな焔が君の目の奥で 燃えているのを僕は知ってる その焔はやがて君自身を焦がして 灰になって蒼き空へ飛ぶ 止まらないように、と願った流れ星 二つとない時間に飛び込む 乾いた空気がどこか心地よくて 何も言わないことが正解で 身体は軽くなったか? 鎖はちゃんと引きちぎったか? 全てを飛び越す準備は? 静かな焔が君の目の奥で 燃えているのを僕は知ってる その焔はやがて君自身を焦がして 灰になって蒼き空へ飛ぶんだろう 終わらないように、と願った流れ星 やがて昇る朝日に構える 重たくなった両足を進めて 下りの坂道を降りた先で 身体は軽くなったか? 荷物はちゃんと捨て去ったか? 全てを追い越す覚悟は? 真っ白な光の中に 君の影を見つけた 静かな焔が君の目の奥で 燃えているのを僕は知ってる その焔はやがて君自身を焦がして 灰になって蒼き空へ飛ぶ
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