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クララ様も呆然と答えていた。
「こちらゲイリー。入り口の安全は確保した。後続を突入させてくれ。え? 早すぎる? だってアキトがやっつけちゃったんだもん……」
ゲイリーが魔信で連絡を取っている。
「えーと……ロゼッタさんは神聖魔法でホールに結界を。クララ様は奥の通路を氷で封鎖しておくのはいかがですか?」
物足りなさそうな二人に仕事を振ってみた。
「そうだな……そうしておくか」
「ええ……それも……仕事ですわね」
二人はいそいそと動き出した。
やることがあるだけまだましだ。
俺なんて本当に役立たず状態だ。
とにかくみんなポカーンとしていた。
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