4人が本棚に入れています
本棚に追加
私は、ウインドウを消した。
恋人としてのラサ君が、アイリさんを抱きしめてるのが‥‥妬けちゃったみたいだわ。
-
いよいよ、全員揃って、赤い彗星AIとの戦いに望む。
「ラサ君、絶対に死なないでね?」
囁き。
頷いて、笑顔で親指を立てるラサ君。
「御武運を」
アイリさんの、いつもの送り出しの言葉に三人がスライダーに飛び込む。
ウインドウのラサ君の変身シーンに、トキメいてしまったわ。
三人が着座、カタパルトの方位角度を操作。
「オールグリーン。ラーさん、いつでもいけるよ!」
「アーマード超合金Sジェネラル・ギガラーサーMkⅣ、発進!」
「「「くっ‥‥」」」
歯を食いしばってGに耐える三人。
予備パックはグランマ攻略戦と同じく弾薬多め。
「ラーサーウイングON!」
ウイングを開いたアーマード超合金Sジェネラル・ギガラーサーMkⅣは、ぐんぐん上昇、大気圏へ。
「大気圏突破ブースター点火!」
無事、大気圏突破。
ラサ君には一筋の汗。
「大気圏突破ブースター・パージ!」
燃料を使い切ったブースターを切り離す。
大気圏へと落ちていき、燃え尽きる。
「敵機捕捉、接近してきます!」
「待っていたぞ、新たなる我が宿敵よ」
「そら光栄やな。アーマード超合金Sジェネラル・ギガラーサーMkⅣ、此処に在り!」
決めポーズ!
早速、無線操縦の高速砲台6機を出して、ビーム攻撃を仕掛けてくる。
「いでよ[深紅の風クリムゾンウインド]!」
「[深紅の風クリムゾンウインド]起動しますわ」
アイリさんが念じると、アーマード超合金Sジェネラル・ギガラーサーMkⅣサイズの10メートル化した盾と一体化した刀が左手に現れる。
「砲台と敵機ロックオン、フルオープンファイヤー!」
「やっぱ機動力が段違いやな‥‥」
砲台は三機撃墜するも、敵機へのダメージは無い。
更に大型ビームライフルが左膝を貫き、切断。
誘爆を防ぐ爆発装甲が自動的に、それ以上のダメージを打ち消す。
「ダメージ19%、弾薬装填完了」
手早いラミちゃん。
「フルオープンファイヤー!」
「これ以上、無駄死にはさせん」
最初のコメントを投稿しよう!