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「ちょ、エフィ博士! 大人だからって、そのボディは反則よ!」
「白衣姿でも相当やと思ってたけど、こら爆弾やわ‥‥」
「そうかしら? 褒め言葉として受けとるわね☆」
「えっと、まずアタシ達三人が入り口のシャワーが終わったくらいに登場って事で!」
「そんなに気にしなくても、みんな魅力的よ?」
「嬉しいですけど、そのスタイルで言われると‥‥」
「分かったわ。先に行ってらっしゃい」
「「はーい」」
「ほら、アイリさんも!」
マナミちゃんとラミちゃんが脇に手を通して運ぼうとして、手が通り抜けてしまう。
「はい、立って立って」
「は、はい‥‥」
三人は更衣室からプールのある階段へ、少し覗いているとシャワーでキャーキャーと燥いでる。
やっばり可愛いじゃない。
男性客の視線を集めてるわね。
あら、シャワーを抜けた途端に3人組の男子にナンパされてるみたいだわ。
頃合い‥‥よね?
私は更衣室の扉を開いて入場する。
特に私を気にしてる男性は居なさそうね。
冷たいシャワーを浴びてから、
「お待たせ」
ナンパ三人組が口を開けて私を見てる。
「いきなりナンパされちゃいました☆」
「あ、あの、もしかしてグラビアアイドルとかですか!?」
「カキ氷でもジュースでも奢ります!」
「私は、科学者なんだけど‥‥」
「マジで!? 勿体無い!」
その騒ぎで私に視線が集まってしまった。
「せっかくだから御馳走になりましょ。私はアイスティーとレモンのカキ氷で」
「アタシは、オレンジジュースとブルーハワイにしようかな☆」
「ウチは、アップルシュースと苺のカキ氷で」
「わたくし、こんなにたくさんの殿方の前でこんな格好は恥ずかしくて‥‥」
アイリさんはラミちゃんの後ろに隠れてる。
飲食はできないのが残念よね。
「ひとまず三人分でいいわよ☆ そこの空いてるビーチパラソルに移動しとくわね」
軽くウインクしてみた。
「「「行ってきます!」」」
プールサイドでダッシュは危ないと思うけど‥‥まあ、いいわよね。
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