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本編第一話の裏話(脚本版)
心の声エフィ:現在、西暦2238年の初夏。
地球はマザーコンピュータの支配下に置かれている。
そんな中で、マザーコンピュータに対抗すべくスーパーロボットを開発している科学者。
私は、江布衣鈴。
通称エフィ博士と呼ばれているわ。
スリーサイズはバスト95センチ(アンダー67.5センチのHカップ)、ウエスト63センチ、ヒップ86センチ。
我ながらナイスバディを保っているのは、私が開発したアンチエイジング&バストアップマシーンの賜物よ。
2201年12月25日生まれの37歳。
これは極秘事項よ、漏洩したら‥‥本当に殺すからね。
残念ながら独身で彼氏も居ないわ。
・格納庫にある未完成のスーパーロボット・ギガラーサーが映し出されるウインドウを操作する。
心の声エフィ:ホーミングミサイルにバルカン砲と射撃武器は充実してきたけど、いかんせん、格闘武器が無いのが目下の問題だわ。
格闘管制メインパイロットのラサ君は剣道部員だから、剣を持たせてあげたいのだけど、鉄製ではギガラーサーの出力で震えば一撃で折れてしまう。
チタンなどの合金やセラミックも試したけど、全部、ギガラーサーの出力には耐えられなかった。
ラサ:エフィ博士、居てまっかー?
・ラサ君がアイリスを連れて研究所に来た。
盾と一体になった刀、そして背負っている大剣。
エフィ:あら、ラサ君。今日はどうしたの? 愛実ちゃん以外の女の子を連れてくるなんて、後で、どうなっても知らないわよ?
アイリス:エフィ様ではありませんか、お久しゅうございます。
・深々とお辞儀をするアイリスさん。
エフィ:私を知ってるの‥‥? はっ、確か古文書に‥‥ラサ君、その盾と刀を見せて。
ラサ:えらい重たいんで気ぃつけてな。
エフィ:ふふふ、こんなこともあろうかと!
・白衣を翻して腰のボタンを押すと、背中からウネウネと機械の腕を出して盾と刀を掴む。
エフィ:これは‥‥アイザス王国将軍の【深紅の風クリムゾンウインド】だわ!
心の声エフィ:これならいける! 材質は古代の魔法金属だと思われる。
人間用の武器をスーパーロボットサイズに変換する装置は開発済みなのよ!
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