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「慶太郎!」
駆け寄ると、慶太郎の胸に顔を埋めて、ぎゅっと抱きしめた。
「おやすみ!」
顔を真っ赤にして、そのまま振り返らずに、蓮はそのまま自動扉の中に走って行って、見えなくなった。
少しの間、放心した表情で自動扉を見つめていた慶太郎は。
にやけ顔のまま、ふわふわとした足取りで自分のマンションへと足を向けた。
それは、幸福感に全身が浮かび上がってるような。
酔いも手伝って、ふわふわとふわふわとしていた。
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