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「別に此処には身内しか居ないしね、恥ずかしいとは思わなくなったかな。ソコで震えてる糞ナルシスト君をぶん殴りたいぐらいで」
俺がそう言うと、なんか急に震えるのをやめて汚い言葉でなんか言ってる糞ナルシストが居るけど、うん我慢。我慢して無視。
『出来もしない事を仰られるのは、男としてどうなのですか?』
ダンジョンコアさんの言葉を聞いて、視界の端に居る糞ナルシストがなんか、「そうだそうだ!貴様みたいな家畜にこの俺様を殴るなんて出来る筈がないだろ!出来ても貴様の拳なぞ蝿以下よ!!」とか叫んでるけど、……無視。………………無視無視。無視。
「やってみないとわからないじゃん?それに、次やったとき駄目でも、その次の時には絶対やってやるし。
それよりダンジョンコアさん、俺が話し掛けるまで随分荒れてたね?どうしたの?」
なんか視界の端の糞ナルシストが、鼻で笑って「弱い家畜ほどよく吠える!やはり貴様は家畜だ人間!!」とか、今すぐぶっ殺したいぐらい腹立つ事言ってるけど、今は我慢……。我慢するんだ山田太郎……。今あの糞に突っ掛かったらダンジョンコアさんの話を聞けない……。
『何の話ですかマスター?私が荒れる?何の冗談ですか?』
さっきから俺が言い返さないのが原因か、なんか視界の端のコウモリが「はっ!図星過ぎて言い返す事も出来ないのか?それが貴様がこの俺様の家畜であるという証明だよなぁぁああああああ?」とか言ってるけど、がま、ん……。
「テメーさっきからうるせぇぞこの糞コウモリ野郎!!構ってちゃんのテメーに構ってる暇は俺にはねぇーんだよバーカ!!そんなに構ってほしいならヘラスフォダラーに頼めよバーカ!!俺は今、ダンジョンコアさんと話してんの!わかる?!見えてる?!そんな事もわかんねぇ小さい脳ミソのテメーはソコで一生震えてろバーカバーカ!!」
「んだとこの人間!今すぐ殺してやるから覚悟しろ!!」
「言ってろ糞コウモリ野郎!今回こそテメーの体を真っ二つにしてやるよ!!」
「んだとゴラ?!死に晒せぇえ!!」
「んだとゴラ?!死に晒せぇえ!!」
『……………………』
うん、無理。マジであの糞コウモリ野郎、すぐ調子乗る。今すぐ真っ二つにして黙らせないと、話にならん。
今回こそ絶対ぶっ殺す!!
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