プロローグ

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「あの子たちとはまたいつか会うような気がするねぇ」  路子は駆けていく二人の背を見て呟いた。 「心の綺麗な子たちだったぞ」  小さな碧色の蛇が足元で呟くと子狼に小天狗に小烏天狗もやってきて頷いていた。 「男の子には神様の素質があるようだしな」と小天狗が付け加えた。
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