act 1

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「なーにがいいんだかねぇ・・・」 「ルックス!」 私の問いに、ビシッと指をさして答える真美。 「だたちょっと顔がいいだけじゃん。」 「いやいや!あの態度もなかなかツボよ?」 更になかなか歪んだ好みを述べる唯。 「ただの性悪だと思うけど・・・」 「王子様ルックスで、あの俺様でしょー?ギャップよギャップ!世の女の子が放っておくわけないよねー。」 ねー!と、どうやら話が合うらしい二人に挟まれて、私は首を傾げた。 「さっぱり解らない。」 ブラック缶コーヒーをひとくち飲みながらため息を吐く。
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