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はじけるような 光り輝くような
この世界で一番 綺麗な綺麗な笑顔が
私を見る 私に向けられる
彼らの笑顔に私は生かされている
暖かい太陽の 眩しさがこれほど似合う笑顔を
私は他に知らない
人の子というものは 愛を知っている
他人の子というものは こうも愛おしく思えるものなのか
憎さ十割 愛しさ十割
愛せば愛した分だけ 私に向ける笑顔は光り輝くから
眩しく光り輝くから
己の幼さに 醜さに 気づかされるのだ
限りない愛を注ぐより
限りある苛立ちを 与えてしまう私の幼さに
涙するのは 幼い子どもの心なのだから
曇りなき眼に
曇りなき心に
曇りなき笑顔に
映れる私に私はなりたいのだ
六十の瞳に映る私は 光り輝く笑顔でありたいと今日も明日も思うのだ
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