わたしは迷子の子猫

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 やっと今日の食事にありつけると思いパンに手を伸ばして食べようとしたその時、黒い物体がわたしの前に立ちはだかった。  その黒い物体の名前は『カラス』である。  カラスのそのくちばしは大きくて固そうだ。それでもわたしは、負けずにパンにもう一度手を伸ばした。 だけどカラスの奴は容赦なくわたしの頭を突いた。大きなくちばしはまるで凶器のようだ。  猫パンチをしようとするも空振りしちゃった。
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