わたしは迷子の子猫

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 遠くから、『カーァーカーァーカーァ』とカラスの鳴き声が聞こえる。  わたしからパンを奪ったカラスの声にも感じられた。  わたしのことを馬鹿にして、アホーアホーと鳴いているようにも聞こえた。  とにかくお母さんを探そう!   見つけないと大人になるまで生きていられないかもしれないもの。  とりあえず歩いてみよう。
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