従兄弟嫁排撃・2(まじょがりツー)

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1 時は、2018年9月13日頃のことでありました。 場所は、小倉北区今町にあります一戸建ての大きめの家にて… 家には、70代後半の夫婦と39歳の長男と37歳の長女のシングルのきょうだいの4人家族と夫婦のオイゴ(40歳・官僚警察官)の妻(44歳・パート主婦)3人のお子さま(中2の長女と小4の長男と4歳の次女)の合わせて8人が暮らしていました。 オイゴの妻子は、オイゴの仕事の関係で家に帰る機会がない上に、西新(にしじん・福岡市早良区)にあります家のローンが進んでいないことを理由に3年前に小倉で暮らしているおじ夫婦の家を頼って来たということで、同じ屋根の下で8人が暮らしていたと言うことでありました。 おじふうふ夫婦は、シングルのふたりのきょうだいに対して『オイゴ夫婦の暮らしがよくなるまでガマンしてくれ…』と言いまして、オイゴの妻子の同居をお願いしましたので、シングルのきょうだいは『イトコの家が本当によくなるまではガマンするよ…』とシブシブ承知しました。 イトコの家族の暮らしがよくなるのはいつ頃になるのであろうか… いつになったらイトコは妻子を迎えに来るのであろうか… シングルきょうだいの問いかけに対して、夫婦は『もうすぐ迎えにくるメドがたつよ。』『(イトコ)はお仕事の予定が立て込んでいるから、まだ先のことになると想うわ…』などと言いましてアイマイな受け答えをしてシングルのふたりのきょうだいに答えていましたので、知らないうちにふたりのシングルきょうだいから反感を買うようになってしまったのでありました。 この日の夕方6時頃のことでありました。 場所は家の食卓にて… この時、仕事から帰って来て疲れていた長男・弘和(39歳・会社員)が晩ごはんを食べようとしていましたが、その時に、イトコ・けいすけ(40歳)の長男のようすけ(小4)が『遅れる~』と言いまして、ごはんを食べたいと言いまして、弘和の方をじっとながめていたので、弘和が『オドレふざけとんか!!』と怒鳴りまして怒っていましたので、母・ひさのがあわてて止めに入りました。 ひさのは『ようすけが塾へ行く時間だから…』と弘和に説明してから、先に食べさせてほしいとお願いをしましたので、弘和はようすけにごはんを与えてあげました。
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