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……まあいいか。僕には関係ないしね。
あの人が捕まっても、このまま迷宮入りになっても……ね。
そしたら、これは彼女と僕だけの秘密になる。
そう。僕が話さない限り。
僕はもともと、とっても気まぐれなんだ。
それはそれで、面白いかも。
僕は自慢の長いしっぽをぴん、と立てる。
「さっきからうろうろしてるんだよな、あの野良猫」
「ずっと俺たちを見てたぜ? 事件の真相を知ってたりしてな」
「ばかいえ!」
僕はそんな警察らに向かって一声上げた。
「ニャーオン」
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