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「さぁ、今日は、ここまで。唯ちゃんは、世界史も好きなんだよね~でも、国語は苦手。特に古典ね。好き嫌いがハッキリしてるよなぁ。」
「しょうがないでしょ~泣 古典は難しいんだもん。良いなぁ、立花先生は、オールマイティーに何でも出来て、きっとモテるんだろうね?」
「本当に好きな子からは気づいてもらえないけどね。」
「へ?そうなんだぁ。立花先生にも欠点があったのね 笑 背も高いし、顔も良いし、性格は…ちょっといじわるだけど 笑」
「そう?いじわるじゃないよ?笑 」
唯は、そう?っという顔をした。
そんな2人の談笑が続いたが、立花先生がふと口を切った。
「そうだ、せっかくだから、さっきのケーキ、一緒に食べようか?」
唯は、時計を見た。時計は15時35分を指している。
立花は、
「ん?時間でも気にしてるの?」
唯は、
「ううん、別に何でもないわ。食べよ、食べよ♪」
唯は、内心時間を気にしていたが、急いで食べれば大丈夫。と思っていた。
「ちょっと、お皿とフォークを準備するね。」立花先生が言った。
「うん。ありがとう。」
唯が返事をする。
「さぁ、食べようか?」
「うん、頂きまーす!」
唯は、ちょっと急ぎ目に食べていた。
「どうしたの?そんなに急いで食べて、ゆっくり食べた方がいいよ?」
立花は、わざとゆっくり食べた。
「だって、美味しいんだもん!」
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