第5章 誕生日プレゼント

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唯が髪を上げて、うなじが見えて、一瞬ドキンとした。そして、見つめ合う形になった。なんだか、お互いドキドキが止まらない。 お互いに見つめ合う。 ここは個室、誰も来やしない。 2人は、お互いの顔を近づけ、キスをした。そうやって、お互いの気持ちを確かめ合った。 「悠くん、絶対私のこと離さないでね。」 唯は、悠の胸にぎゅーっとしがみついて来た。 「急にどうしたんだよ?唯らしくもない。」 「しばらくこのままで居て…」 唯は、珍しくわがままを言った。それは、この前の立花先生とのことが不安でたまらなかったからだった。
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