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ちなみに空気の槍の生成範囲はせいぜい3メートル。
この空気の槍で綺麗に右肩の関節が貫かれ右腕が取れる。強化パーツが破壊される前に体を回転させて右腕を回収した時に左足が貫かれながらも亀型から離れて分析。
空気の槍が命中率が低い事を見抜いたのはいいが、対処法が見つからず、亀型の大砲に狙われては逃げる事を繰り返す。
何度か狙われて逃げてを繰り返した後、周囲で巨大な台風が複数個発生した。
それらの影響で亀型は上空に浮く。その隙を狙って魁達は亀型の装甲を貫こうとする。
この様な状況では空気の壁の圧力と密度を下げるしかないと思ったからだ。
だが亀型は砲口を下に向け、ウェルトカイザーを狙う。それを避けると亀型は自身の上空を高圧化し、強風を下に送らせて押しつぶそうとするが、それを利用して亀型の下に脚でしがみつき、強化パーツを合体させていた左腕で殴ると同時に余剰エネルギーを放出、エネルギーの余波で亀型の装甲を貫き撃破。
そのどさくさに紛れてウェルトカイザーに発信機を取り付けられて居場所を特定されて終わる。
三章では魁達のもとに今までのメカを全て合体させた物に乗って敵のボスがやってきてウェルトカイザーに乗っていた紫とフェリアを一瞬でさらう。(この時未来の科学を使って基地へ転送している)
紫とフェリアをさらう時に魁は「お前は何者だ?何故紫とフェリアをさらうんだ?」と聞くと
自分の名前がフルメック・パルニタである事、自分達の正体がこの世界と全く同じ歴史を歩んだ結果戦争で絶滅の危機に瀕している人間たちの一人である事、フェリアの正体が精霊神と言う霊界と現世を作り出した存在だという事、精霊神にはこの世の全ての生物のDNAが詰まってる事も、そして自分達は魂をメモリに保存する技術とDNAだけで肉体を生成する事が出来る技術を保有している事も、その技術を応用して人類を再興させようとしていることも全てを話してくれた。全てを話した後自身も転送して帰る。
紫を取り返すために何か基地を示すようなものはないかと自棄になりつつ探していると謎の反応がコクピットの画面に表示されていた。その反応は自分のペンダントから出ていた。もしかしたらおそろいの紫のペンダントからも同じ反応が出ているのではないかと判断し、案の定正しかった。
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