オラシオン

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再会した時、サクラの表情に色はなかった。 不死の研究に携わっていた君は、その研究が生者を生贄にしているものだとは気づけなかった。 君が異常に死を怖がっていることに俺は気づいていたのに。 何もしてあげられなかった俺の責任だ。 後悔したサクラは、自他共に罰を与えた。
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