プロローグ

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不幸は、私が生まれた時から始まっていたのかも知れない。 しかし、不幸と幸福は紙一枚でしか隔たれていない。 母は、不幸がありながらも、幸福に溢れていたのだろう。 そして、私もまた、幸福でありながらも、不幸に付纏わられていた。
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