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アンバークラウン陸軍少尉。オルキア人枠と揶揄される「特選武官」に選抜され、異例の昇進を重ねてきた。敗戦国の出身者が戦勝国で優遇されるという身分のために、オルキア人からもアンバークラウン人からも白い目で見られている。望まないながら反体制派のオルキア人を弾圧する任を負い、高機動型AC《ナイト》のドライバーとなる。
優秀な兄であるジャックに対し、幼い頃から憎しみに似た反発心を培ってきた。ジャックがローグに翻ったことを知り、対立を深めていく。
○ソフィア・オブライエン
17歳女。ジャックの妹。
南リネージュ女学院の学生。10年前に脚を撃たれており、杖を突いている。両親や叔父と生き別れた経験から、〈リネージュの壁〉や南北オルキアの占領活動にまつわる問題に関心を寄せる。
「特選武官」アルフレッドを兄に持つこと、推薦で入学したオルキア人であることなどから、アンバークラウンの上流階級の通う学院では肩身の狭い思いをしている。
二人の兄の精神的な隔絶に悩んでいることが、南北オルキア解放及び〈リネージュの壁〉崩壊を望む想いに繋がっていく。
○カミラ・カーティス
29歳女。ローグの団長。
卓越したリーダーシップと大胆不敵な知略でメンバーを牽引する。旧オルキア軍元帥である故マクドネル・カーティスの一人娘であり、オルキアの平和について人一倍の想いを抱く。
普段は余裕のある態度を取る一方、駆け引きの手腕に長け、ジャックの頭の回転に追いつくなど切れ者っぷりも見せる。
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