受賞

夢を食べても三千円

物書きの男トモヨセと、原稿を食べる妖怪の共同生活!

夢寝介

12分 (7,093文字)
ずっとあたためていて書きたかった物語の全体像を今回書くことができました。

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あらすじ

舞台は七十年代のアパート。 男と妖怪の共同生活、夢の削れる音が聞こえてくる。 男は夢から現実へ、妖怪は夢から夢へと、帰ってゆく。

感想・レビュー 2

テンポの良い文章で、アパート住まいの日常に妖怪が現れるという非日常を、するすると気持ちよく体験できました。また、食っていくために書くのか、夢を見るために書くのか、トモヨセさんの心理も、同じ物書きとして
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『夢を食べても三千円』拝読いたしました。 人間と妖怪、不思議な同居生活でしたが、楽しく読めました。 別れの場面は悲しいけれど、何故だか心が温まりました。
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