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『小学校入学後、間もなく始まった次男の登校しぶり。毎朝、次男は泣いて嫌がりましたが、とにかく登校させました。というのも、同じ方法で2歳上の長男の登校しぶりをうまく乗り越えた経験があったからです。
長男の時は、スクールカウンセラーのアドバイスを受け、気長に見守りながらも、毎日必ず登校だけはさせていました。
ところが、次男の登校しぶりは激しさを増すばかりで、朝も夜も泣いて暴れる毎日。ついには「自分はダメな人間だ。死にたい」と言うまでになったのです。
その時、同じ"登校しぶり"でも、兄弟それぞれに合った関わり方が必要だということに気付きました。
わが子のことをわかったつもりで、きちんと向き合えていなかった自分を猛省。それからは、不安いっぱいの次男に寄り添い、本人の自信を育む関わりを心掛けました。
今は次男も小学4年生になり、多くの友達に囲まれ、笑顔で学校生活を送っています。
あの時、次男が登校しぶりという"SOS"を出してくれたおかげで、親として成長することができたと感謝しています。』
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