我が愛しのマーくん

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確か、2年生の頃だったと思う。 その日はマーくんから、久しぶりに"みにくいアヒルの子"を読んでほしいというリクエストがあって。 それならばと、いつもの絵本を読み聞かせたんだけど。 一緒に聞いていたユキに、この絵本をちゃんと読むのは初めて。 で、最後に何気無くユキに言った私の一言、 「本当は白鳥だったんだね~。」 に、マーが衝撃を受けた。 「えっ???白鳥だったの?!」 「えっ?!白鳥だけど???」 「何?何?元々が白鳥だったの?!種類違うじゃん!」 「そうだけど……?」
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