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「ど、どうだった?」
今朝、教室に来た親友の頼子に恐る恐るきくと、頼子ははにかみながら丸を手で作った。
頼子は昨日の放課後、好きな人に告白したのだ。どうやらうまくいったらしい。
その時の私の気持ちは複雑だった。おめでとう!良かったね!という祝福の気持ちと、先越されちゃったな……という羨ましさの混じった気持ちだ。
いつもはお昼も頼子と食べていたけれど、頼子は彼氏と食べることになり、私は一人になった。
私は屋上に行くことにした。
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