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「俺の隣はこいつ専用だから」  映司が言葉とともに私の手を握って引き寄せた。そして、隣に座ろうとした女子をやんわりとどける。 「ほい、相葉美帆。専用の席に座りたまえ」  私はぼんやり夢心地のまま映司の隣に座った。身体中が熱くて火が出そう。でも。嬉しい。
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