不手際と諦めと ①

9/9
前へ
/237ページ
次へ
「それは…」 言葉に詰まる 後がない癖に手も足も出ない八方塞がりの袋小路 事が過ぎ去るのひたすら黙って待つべきなのか だが、それでは諦めてるのも同義である 多分、明確な答えこそない 何が正しく、どれが最善の方法なのか どう答えるべきか悩んでいると 何者かの声によりその思考は中断された ――そこのお前、何をしている!
/237ページ

最初のコメントを投稿しよう!

149人が本棚に入れています
本棚に追加