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明石海峡大橋は、神戸市の垂水から淡路市までを結ぶ、いわゆる明石海峡を横断するようにかけられた橋。
実は世界最長のつり橋と言われている。その橋が、私の海辺の近くの自宅のマンションから見える。とても贅沢な気分になる。
窓を開けた。
そよ風が吹き、潮の香りが心地よく私の鼻孔をくすぐる。朝の光を照らした青い海は、白く小さな波を立て、微笑んでいるように見えた。瀬戸内海の海の流れはとても穏やかだ。
この潮の香りが大好きだ。
私が住んでいるここ兵庫県明石市は、東経百三十五度子午線を通る街で、有名だ。
瀬戸内海に面している為、この街は海産物が有名だ。季節ごとに色んな魚が釣れる。中でも、タコや鯛は有名である。そしてノリも有名だ。
海水の流れが速い明石海峡。
その為、この海に住んでいる魚はよく運動し、エビ、カニ、プランクトンなど豊富な餌を食べて育つ為、魚介類がおいしい。
この街の名物といえばなんと言っても、明石焼き。所謂『たこ焼き』ではあるが、一般のたこ焼きとは少し違う。
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