【其の一の挑戦 BLとは、なんぞ?】

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 英さんと無事に合流して、お姉ちゃんの事を話したら、苦笑された。  「でも、強力な助っ人だな」  「そうでしょ。最初は分からなかったのだけどね」  「で、携帯は?」  「あ、家に置いてきた。で、これはお姉ちゃんのを借りたんだ。お姉ちゃんはね、会社から配給されたのがあるから使っていいよ。って」  1年ぶりに、英さんのマンションへ。  昼間から、早速やった。分からない箇所を教えてもらい、その後、夕食タイムにプレゼントを渡した。英さんから、1ヶ月遅れだけど…、と言われ、誕生日プレゼントを貰った。  「え…。俺に?ありがとうございます」  開けてみると、シャープペンとボールペンのセットだった。  とても値が張るような感じの物だ。  「高かったでしょ?」  「思ったより安かったよ。それより、こっちの方が高かったのでは?」  「それは手作りです」  「え?」  「そういった分野は、好きなんです」  「器用なんだな…。嬉しいな、ありがとう。」  「お金は材料費だけなんで、それに…、嫌いなのは勉強なんだけどね…」  「じゃ、今夜も徹夜で勉強するか」  「ええー。昼間もしたのにぃ…。あ、身体の勉強ならしたいです」  英さんは、嬉しそうにペンダントを首に掛けてる。それを見ると、とっても嬉しくなってきた。英さんはキスをしてきた。  「ひ、ひか・り、さっ…」  「ベッドとソファ、どっちが良い?」  俺は真っ赤になった顔を見られるのが恥ずかしく、英さんの首に腕を巻き付けて言っていた。  「ベッドが良い」
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