【其の一の挑戦 BLとは、なんぞ?】

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 ベッドに連れて行かれ押し倒されて、服を脱がされると、いきなり首筋を舐められた。  「ん…」  首筋から鎖骨に、胸元に、腹にと、英さんの唇は這っていく。  「ふっ、ふっ…」  所々を吸われ、身を捩ってしまう。  英さんの声がする。  「あれから1年だ。俺はね、色々と情報を仕入れたんだ。だから…」  「お、れも…」  英さんの指が、尻に当たってる。そして、ゆっくりと挿してくる。  「あっ…!あ、ああ…」  「力抜いて」  「ふ…、ぅ…」  「今日は軽くするだけだから、ね…」  「ん…」  英さんは、俺の塊を片手で扱いてキスをしてくる。   「ん、ん、ん…」  その内に、力が緩んでくるのが自分でも分かった。すかさず英さんの指が挿し進んでくる。  「うぅ…」  指が、俺の中で動いてる。  「ふ・う…、う…」  次第に、英さんの指が増えてきた。  「あ、あ、あああっ…」  何かが弾け出た感じがしたら、英さんの声が聞こえてくる。  「夏生君、早すぎだよ。でも、嬉しいな。感じてくれてるんだ…」  「ん…」  「俺もイキたい…。だから、もう少し待って」  「ひ、ひか、り…、さ」  「ぐっ・・!」  何かが、俺の腹にべチャッと付いた感じがした。
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