ドラマみたいな

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あきら 「あ、あと道具屋にツケ払うの忘れてたからお前払っといて。たのん、だ…………ガクッ」 智也 「うわぁぁ、あきらぁーー!!」 あきら 「あ、それと冷蔵庫に入ってたプリン食べたの俺なんだ……。篠田に謝っといて。たのん、だ…………ガクッ」 智也 「あきらーーーっ!!」 あきら 「あ、そういえば魔法使いに旅が終わったら一緒になってほしいって言われてるけどごめん、無理。って伝えといて。たのん、だ…………ガクッ」 智也 「あきらぁぁーーー!!」 あきら 「あとそれから……」 篠田 「いやさっさと死ねよ!!!」 篠田 「いつまで喋ってんだよ!?なげぇよ!!」 あきら 「おいおい、おしばいのさいちゅーに入ってくんじゃねーよ」 智也 「そうだぜー。せっかくいいところだったのにー」 篠田 「どこがだよ!?」 篠田 「大体どんな勇者だよ、ツケだの付き合えないだの……夢無さすぎるだろ」 あきら 「いや~ ちょっとリアルにしてみようと思って」 智也 「そーそー!俺たち、"ドラマみたいな"にあこがれてるからさ」 篠田 「ドラマみたいな?」 あきら 「なんかさ、現実でドラマみたいなこと起こったらなんかすっげーわーーってなるじゃん!だからそれをやってみようと思って」 智也 「それで、おしばい始めてみたんだよ。どうだった、俺たちのしばい」
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