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そうしたら先生は、私の顔を見ながら
「だから前に言うたやろ?
めっちゃ好きやねん。お前のこと」
そう言ってきた。
えっ……それって!?
「私のこと……好きってことですか?」
うそっ……だったら凄く嬉しい。
心臓がドキドキと高鳴っていた。
しかし先生は、私のおでこを
軽くデコピンしてくる。
「アホ。冗談や。お前は、
生徒で俺は、先生やねん。いくら何でも
そんな訳があるか」
そう言ってツッコまれる。
ひ、酷い……。
「先生。酷いです!!
私、凄く信じていたのに……からかうなんて」
ムスッと頬を膨らませた。
「ハハッ……まぁ、今は無理やろうな。
せめて大人の女になったら出直して来い」
そう言いながら笑ってくる。
もう先生の……馬鹿。
私の片思いは、まだまだ続きそうだ。
でも、先生。私も
めっちゃ好きやねん!!
END。
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