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周りも疑うような目で私を見てくる。
そんな……何で信じてくれないの?
先生のことが好きでも……それは、
私の片思いに過ぎないのに。
「違う。信じて」
「でもさ~火の無い所に煙は立たないって
言うじゃん?
逆に怪しいと言うかさ~」
火も何も勝手に噂を作って
言いふらしているのは、あなた達じゃない。
このままだと先生まで迷惑をかけてしまう。
どうしよう……私のせいだ!
先生に迷惑をかけてしまうと思うと
涙が溢れてきた。
すると伊藤先生がクラスに入ってきた。
「お前ら何をやっているんだ?
チャイムは、すでに鳴っているぞ!?」
いつものように叱りながら
教壇に立とうとする。
すると黒板を見てしまう。
見られちゃった……。
「何だ……これは?」
どうしよう。
呆れるどころか、怒る?
それとも……もう関わるなとか言われて
嫌われちゃうの?
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