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あらすじ
地球から飛び立った移民団
人々が長いコールドスリープから目覚めて見たのは、地球によく似た星アルタイルだった
唯一の違いは、アルタイルには魔法や超能力といった類の力が存在することだ
着陸を試みた移民船だったがアルタイルからの攻撃により船は堕ちてしまう
主人公サクラは、この船唯一の生き残りとして、アルタイルのエドワルド王子が治るクライド国へ保護されることになる
保護してもらっている引け目もあり、努めて明るく振る舞うサクラ
ある日サクラへ差出人不明の手紙が届く
そこには、私も地球から来た、そう書いてあった
指定された場所へと向かうと、サクラは実験材料として誘拐されてしまう
サクラが目を覚ますと、見知らぬ部屋に1人、手紙の差出人だという男が居た
彼は今や植物状態となってしまった恋人を蘇らせたいと、サクラに研究の協力をして欲しいと申し出る
命の保証がないと知りつつ、役に立てるならとサクラは了承する
そこへエドワルドが助けに来る
もっと話がしたいから共に生きたいと伝えるが、男がサクラをつれ逃亡する
近くの森まで逃げて来たが、男の身体は度重なる延命措置により限界だった
ボロボロと崩れ落ち、男は消えた
森を彷徨っていると、追っ手に追われケガをしたエドワルドを発見する
自分のせいで迷惑をかけたことが申し訳なくて顔を上げれずにいたサクラへ、エドワルドは再度、自分の元へ帰ってきて欲しいと告げる
サクラは迷惑だと思いつつ、自分の気持ちに初めて素直になり、エドワルドの元へ帰りたいと小さな声で呟く
異星からの人間を狙う者は多いが、エドワルドとサクラは共に生きていくことを心に誓い、クライド国は帰って来た
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