第1話 世界警備隊入団

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人は見かけによらないとはこういう時に使うのだろうか。ちょっと違う気もするけど。 なんか皐月せんぱいっていうより、さっちゃんせんぱいって呼びたくなるような人だな。 心の中ではがっつりさっちゃんと呼ぼうっと。 びみょーな顔をしている私を見かねてかはんちょーが言ってくれた。 「皐月、ナンパならよそでやれ」 うんうん、その通りだね。 「はいはい。仕方ないな~、今日はあきらめるよ。」 「あの、もう僕らも自己紹介してもいいですぅ?」 背が低くとってもかわいい男の子が前に出てきた。 「あっごめんごめん、ついついかわいい子だったから話し込んじゃったよ。」 「いいですよ。えっと、僕は霧崎神楽(きりさき かぐら)です。斧を使って戦うです。 仲良くしてくださいですぅ。」 ふにゃりと笑う男の子、あんな小さい体で斧なんか使えるんかな~? 「ほらほら縁も早く言うですよ。」 そういって後ろで黙っていた最後の一人に声をかけた。 「焔縁(ほむら えにし)。」 ・・・・・ え?終わり?ついきょとんとした顔をしてしまった。でも仕方ないでしょ、名前だけってあんまりじゃない?せめてよろしくくらい言ってよ!! 「もぉ~縁は人見知りですねぇ、代わりに僕が教えといてあげるです。縁は短剣使いで、     
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