4人が本棚に入れています
本棚に追加
「だーかーらー、ずっと中川皐月って言ってるでしょ!!!」
「だからそれは偽名で」
「違うよ!!!俺の本名は中川皐月なの!親からもらった大切な名前変えるわけないでしょ!!俺、姿は何度も変えたけどそれでも、名前だけは変えたことない!」
「そうか、お前は中川皐月、それが本名なんだな。ならばよかった」
「よし、舞、外の様子を見にいこう」
「そうだね!今はみんなの様子を見に行かなきゃダね」
私と夏目は部屋を出て行った。
「な・・んで、なんでそんなに信じられるの?」
「俺はずっとだましてたんだよ?夏目のお父さんを殺したのは俺なんだよ?」
「もっと俺を恨んでよ!嫌ってよ!ころ・・・してよ」
ツライツライツライツライ
ヒトリハツライヨ、コワイヨ、タスケテヨ・・・・・。
・・・・・・・・。
「はぁ~、さてこんなこと考えるのは俺らしくないよね~。夏目はそっち側につくんだ。だったらお父さんと同じく殺してあげる」
俺も外に向かった。
最初のコメントを投稿しよう!