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「俺はカイドの基地を裏切った身だがまだカイドどもはそのことを知らない。ならば、後ろから切りかかる方が効率的だろ?この機会を利用しないてはないだろう」
あっなるほど。夏目ってばあったまいいー。
「なら早く行こうよ!」
「もちろんだ、今すぐにでも行くぞ。お前は俺のそばを離れるなよ」
いやん、超イケメンやん。私の周り何気イケメン多くね?
夏目は腰にさしていた長い刀を抜いた。一番最初に夏目に会ったときに持っていた剣だ。
あの時は夏目のことを全然知らなくてカイドだと思ってたんだっけ。今は信用できるよ!
夏目はカイドの大群を後ろから切りかかった。
『グォォォォォ、ナゼ、オマエガ?』
「悪いな、俺はもうこれ以上皐月についていくわけにはいかない。悪いが裏切らせてもらう」
ひゃぁ、夏目って言い方がいちいち難しいな。バカにはちょっとよくわかんないよ。
「舞、お前の部隊の人たちに今なら叫んでいいぞ。無事だって」
おっいいんだ、よし。
スゥッ
「はんちょーーーー。みんなーーーー!私は無事だよおおおおおおお」
カイド、世界警備隊ともに全員がこっちを見た。
「舞!よかった、一応無事・・・なのか?」
あの無口な縁せんぱいが一番最初に反応してくれた。
「舞ちゃん!そこ危ないですよ!?!?なんでそんなところで叫んだんですか?隠れててくださいよ!!!」
美雪せんぱいには心配しながらも怒られた。
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