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「「キャー、カイドが暴れてる、逃げろーーー」」
などと人々が混乱状態で逃げ回っていた。
「世界警備隊で~す。住民の皆さんはこちらに避難してくださ~い。」
中川せんぱいがゆる~い声で避難を呼びかけている。
と中川せんぱいの行動の速さに驚いていると、私の真横をすごいスピードで誰かが通り抜けて行った。
「カイド発見ですぅ。大人しく僕にやられてくださぁい。」
霧崎せんぱいだった。大きな斧を振り回しながらカイドに襲いかかっていく。
「はぁ、あいつの戦闘狂はいつになってもなおらんな」
はんちょーは大変そうだな。
「縁、お前は戦わなくていいのか?」
「さっき、神楽に僕が戦うんで手出ししないでくださいって言われて、じゃんけんに負けた。」
焔せんぱいは戦えなくてぷぅ~とほっぺを膨らましてすねている。
なんかかわいいかも・・・
「あの如月班長、今回のカイド、相当強いですよ。神楽くんが少し苦戦してます。やっぱり私たちも加勢しましょうよ。」
霧崎せんぱいが苦戦しているのを見てすかさず水沢せんぱいが提案した。
「そうだな、よし、神楽の意志は関係ない。加勢に行くぞ。鳳、お前はここで待機して俺たちの戦い方をよく見ておけ。」
「りょーかいでっす」
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