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たかだか二日、みんなと話が出来なかっただけで、心にポッカリ穴が開いたようだった。
それ程、私にとってあいつらの存在は大きいという事。
なのにそれを遠ざけているのは自分。そして仮に明日、今回の一連の話にケリがついたとしても、戻れる保証はない。
仕方ない。そうなるようにしたのは自分なんだから。
秀人や大樹は今ごろ二人で遊んでんだろうか? 茜や唯は、今ごろ何してんのかな。
色々と考えながら何気なく携帯を開くと、既に午後六時を回っていた。
明日の今ごろには私は――。
結局、バカ西は今日の昼休みに繋がった電話で、『今日は用事があるから』と言って明日の夕方五時を指定してきたのだ。
不安な気持ちを拭い去ろうと頭を横に振り、煙草に火をつける。吸い終わったら夜メシでも食おうかと思った時、携帯から着信音が鳴り響いた。
ディスプレイには中西の文字。
何で今、あいつから電話が? 明日の都合が悪くなったんだろうか?
不思議に思いながら通話ボタンを押すと、受話器から聞こえてくる声は、信じられない言葉を告げた。
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