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図書館を出た裏の道で立ち止まる。
「なんだよお前。なんか用か?」
「だってあそこじゃ他の人に迷惑がかかると思ったから。」
とか言いながら微笑む彼女は、中学生とはいえ体の大きい男子に向かっているものとは思えなっかった。
「あんたさ。女子一人でこんなとこにきちゃダメだぜ?どうなっても知らないよ?」
と、いいながら肩をつかんだ。怖がって逃げちまえ。と思ったのに。彼女は満面の笑みで笑っていた。
「はいこれで正当防衛?」
といったら早かった。俺の体は空中に飛び、あっという間に地面に叩きつけられた。
喧嘩には自信があるのに。意識が飛んだ。
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