2/2
前へ
/20ページ
次へ
息をするだけ。部屋の隅で太陽を恨み日に日に欠けてく月を悦ぶ。ある日、月が完全に消えました。私は興奮し、幼子を5人殺しました。日は経ち、月が満ちてしまいました。私は自らの腸を裂き、薄れ遠のく意識の中、昔見た星の名を思い出していました。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加