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もちろんのことこの一言でヒートアップしてしまった冬和は俺をぐちゃぐちゃになるまで抱いて、突いて、扱いて。
初めは痛くて痛くて死ぬかと思ったのに、人間ってこういう時でも柔軟性を持ち得るものだと感心してしまうほど感じまくって、冬和が俺の中で3回目にイったときにそうぼんやり思った。
▽
こんな初めてを経験してしまった俺は今回も痛がったが、今では気持ちよすぎるほどになっている。
けれども俺はそんなこと冬和に言えるほどに素直になれるはずもなく、また焦らされながらも俺は首を横に振った。
認めない! あんなもの!
「史、覚えてるだろ? すんごい痛がったけど直ぐ慣れてアンアン啼いたよな?」
アンアンなんて言ってない!
……あぁんとは言ったかもしれないが。
「何回もイって俺を何度も求めたよな? 『とぉわぁ』とか舌足らずに俺のこと呼んで」
誰か俺の耳を塞いでください。もしくはこの馬鹿の口を塞いでください。
「かわいかった」
「ふぁあ! ……んんぅっ」
また激しく出し入れを始めた。その衝撃で俺は自分自身を放出させ、冬和の腰と俺の尻の間からぐちゅぐちゅと耳を塞ぎたくなる音と、パンパンという肌をぶつけ合う激しい音が部屋中に木霊するのをまた止めどなく喘ぎながら聞いていた。
「……くっ」
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