お隣のあいつは俺に愛をささやく。

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お隣のあいつは俺に愛をささやく。

「ふぅ……くぅ、あぁっ!」    最低だ。最悪だ。あぁ嫌だ! 「もぅ……ふぁっ…………いやぁ……」  嫌だ嫌だ嫌だ! つーか俺さっきから嫌だって言ってるだろ?! 聞こえてないわけ? 「とぉわぁ……やぁだぁっ」  ほら、俺言ったよね? 聞こえてる?なぁ聞こえてんのかよこの馬鹿冬和っ!!  だから、だからだなぁ……その動きをだなぁ……。 「史、何が嫌? さっきから俺のをきゅうきゅう締め付けているけど?」  ば、馬鹿者!  俺が締め付けているんじゃない! お前が馬鹿みたいにズンズン突いてくるから変な処に当たってだなぁ。……その、つまり勝手に俺の尻が幅を狭めているだけのことであってだなぁ……。つまり俺が何を言いたいかというと。 「馬鹿冬和ぁ……も、やめ……!」  と、言いたいのだが俺まともに言えてないじゃんか! 「嫌なのにこんなに締め付けてんの? もしかして史って嫌だと締め付けがよくなっちゃうの?」  んなわけあるかぁ!     
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