報復の結末

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 だが、輪姦まがいの目に遭った直後じゃその気にはなれないのか、彼のものは勢いがなく、どちらかといったら全く反応(かん)じてはいないようだった。  だけどいいよ。すぐに興奮させてあげるから。  俺の愛撫で、あいつらにされた恐怖なんかすぐに拭い去ってあげるよ。  愛してるぜ帝斗――  あんたは俺のものだよ。  もう二度と誰にも触らせない。  もう二度と俺のもとから離さないよ。 「……っそ、たまんねえ、帝斗……! 帝斗っ……」  我ながら狂気じみていると思えなくもなかった。  自分でもコントロールのきかない何かが、身体の奥底でくすぶり出しているのをはっきりと感じていた。  その狂気に誘われるままに、俺は目の前の薄桃色の乳首を口に含んでは、むしゃぶり乱暴に舐め回した。そして首筋を唇でなぞり、ついばみ、耳たぶには軽く歯を立てて――  この小さな穴は何だい?  ああ、そうか、ピアスの穴だね?  さっきの男たちに乱暴された時に外れてしまったのかも知れないね?  だったらいいよ、すぐにもっと素敵なのを買ってあげるから。  今までのピアスなんかより、もっと素敵な、アナタに似合う極上の宝石をプレゼントするよ……!  好きだよ帝斗。どこにもやらない。  アナタは俺のものだよ――!
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