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神岡は海の向こう、遥か合衆国を睨みつける。
「上は対合衆国戦争を始める気だ。馬鹿なことだ。やるには奇襲殲滅を繰り返して二年で決着をつけるしかない。」
「しかし、主力艦の総トン数で制限をかけられている以上・・・」
大艦巨砲主義絶世期、しかし二人の目は近代戦の新たな戦い方を見抜いていた。
「嘉永、気ぃ引き締めてけよ。八洲帝国百年の命運が俺らにかかっているぞ!」
時代の荒波は、今まさにこの東洋の島国を飲み込もうとしていた。
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