Ten years after.

4/6
前へ
/6ページ
次へ
彼女と過ごしたのは、とても短い時間だったがとても幸せだった。その分彼女がいなくなってしまった時、僕の心は喪失感でいっぱいで、正直当時の事はあまり記憶が無い。だけど、彼女の最期の言葉だけは今も鮮明に覚えている。 僕達はある約束をした。 だから僕は今日ここに来ている、彼女との約束を果たすために。 「咲良……お待たせ」
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加