love:2 はじまりはノートから

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ー放課後ー れお「南ー。」 めぐ「…何?」 れお「日誌、書いて。」 めぐ「え、やだ。」 れお「おまえなー…」 三田にため息をつかれた。 だって面倒なんだけど、 「おまえ前もそうやって書かなかっただろ。今日は書け。」 三田のくせに偉そうな。 めぐ「今日は遊ぶ約束があって無理なんだよね~。 ね、変わってくれない?」 この手を使って断る男はいないんだけど… れお「無理。」 こいつはひっかからない。 「じゃ、ノート運んで。」 めぐ「はぁ!?」 ドサドサッ!! 「こ、こんな重そうなもの1人で!?」 れお「無理なら日誌、書いて。」 くっそ~、なんか癪に触る!! でも早くしないと… めぐ「うぅ~、わかったわよ!!」 この落とし前はいつかつけてやる れお「クッ。」 こいつ今笑ったか 「じゃ、頑張れよ。“ハニークイーン”の南さん」 カァッッッ! めぐ「う、うるさい!」 ああ~腹がたつ!!!
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