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 その後の事はお決まりの事が続く。お互いの家族に引き合わせたり、将来設計を話し合ったり、色々なことを話し合わねばならなかった。。  中でも結婚をした後の生活設計をどうするかで、かなり話し合った。暫くは今の職場で働き、お金を貯める。その後、店を持つ。という所までは確認した。というより、彼も私も以前から、将来は何がしかの自分の店を持ちたいと話し合っていたからだ。だから、この時点で同じ夢を抱えていたのだった。。というより彼の夢が自分の目標となったのだった。  そして交際して一年半後に結婚した。ささやかな披露宴を開いた。彼の友達がシェフをしているレストランを借り切って行った。本当はしないつもりだったのだが、彼が 「一生に一度だから」  と言うので、挙げたのだ。本音を言えばやはり、ウエデイングドレスを着るのは嬉しかった。自分もやはり人の子だと思った。  披露宴では友達が大勢来てくれて嬉しかった。口々に彼の事を見て 「素敵な人ね」  そんなお世辞を言ってくれた。でも本当はとても嬉しかった。自分が選んだ人を認めて貰った気がした。
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