3人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
幼い達也には、
なぜ自分が母親から虐げられるのか、
その理由が全く理解できなかった。
母親に嫌われているなというのは、
なんとなくわかった。
「ママ、
肩もんであげようか?」
「やめて、
さわらないでちょうだい。
気持ち悪い」
「ママ、
おなかがすいたよ」
「あっちに行きなさい。
砂場で遊んできなさいって何度言ったらわかるの」
達也は近所に住む晴道くんと遊ぶことにした。
最初のコメントを投稿しよう!