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チャイムを押して。
そうしたら、眠そうな顔の慶太郎がドアを開けるでしょう。
突然キスしたら…。
どんな顔するかな…驚くかな?
あ、待って。
ダメだ、キスするのに慶太郎まで届かないじゃない。
どうしよう…。
……。
…仕方ないか。
ギュッて抱きしめよう。
おはようって、ギュッて。
自然に?が緩むことを抑えられずにニコニコしながら、本当はスキップしたいそんな気持ちで、走っていた。
見慣れたコンビニを過ぎ、慶太郎のマンションの前に着いた。
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